駐輪場に上屋(屋根)を設けるメリット
- shibuyaryou
- 2025年1月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年9月30日
鋼鈑商事では長年のサイクルハウス・サイクルラックの販売や工事を通じて多くの駐輪場を見てきましたが、駐輪場が屋外の場合、上屋(屋根)を設けることを推奨しています。
その理由について、上屋の説明と合わせて説明します。
駐輪場上屋(ちゅうりんじょううわや)とは?

上屋(うわや)とは、かなり広い意味で用いられますが、建築用語としての「上屋(うわや)」は、主に屋外の作業や保管のために雨風から守る目的で設けられる屋根付きの構造物を指します。
駐輪場という用途に絞ると、上図のような自転車の駐輪スペースに設けられる屋根を指します。
写真を見ても分かるとおり、屋根は大きな柱で支えられる構造となっています。駐輪場上屋と駐輪場屋根は同じように用いられれますが、駐輪場上屋は駐輪場屋根を含んだより具体的な構造物の範囲をあらわしています。
駐輪場上屋の主な構造

駐輪場上屋について、主要な構造を説明します。
屋根
駐輪場上屋の屋根部分です。構造としては梁や構造材に固定されています。
鋼鈑商事では鉄系の屋根材を用いた製品を販売しており、強度やコストのバランスが優れています。
一般にはアルミ製やポリカーボネート製のなどの屋根材製品もあり、それぞれに特性やデザイン、費用が異なります。
通路側からのみ自転車を駐輪できる片流れタイプや両側通路とする背合せタイプといった形状の違いもあります。
柱・梁
駐輪場上屋の屋根を支える構造になります。屋根を支える梁と、梁を支える柱、というようにそれぞれの役割があります。
強度が必要な部材ですので、どんな屋根材でも基本的には金属製がほとんどです。
鋼鈑商事では、通路側から離れた位置に柱がある「後柱タイプサイクルハウス」、屋根の中央に柱を配置した「中柱タイプサイクルハウス」、四隅に柱を配置した堅牢な「4本柱タイプサイクルハウス」の製品ラインナップがあります。
二段式自転車ラックを設置可能な屋根が高い製品もあります。
基礎
駐輪場上屋の柱を地面に固定している基礎部分です。
上の断面図を見て分かるとおり、地面から地下へ深く埋め込まれていて、上屋部分の強度を確保するために非常に頑丈な構造となっています。
軒樋・竪樋
駐輪場屋根の屋根から流れる雨水を受けるための軒樋と、地面付近へ流すための竪樋になります。
軒樋がない場合、雨天時には屋根の水下側から勢いよく雨が落ちてきたり、柱を伝って流れてくるなどして、駐輪スペースに雨が広がってしまいますので、樋も非常に重要な構成部材です。
駐輪場上屋を設けるメリット
雨天時に屋根下で荷物、電動バッテリー、雨具の段取りが出来るといった目に見えるメリットもありますが、それ以上に自転車ラックや自転車の寿命という点で差が出ます。
自転車ラックは雨風にさらされる環境下においては、固定部分、可動部分、外観のそれぞれで雨風を防げる環境と比べて半分しかもたないとされております。
(参考:サイクルラック等技術基準)
また自転車屋さんがいうには、自転車の一般的な寿命は10年ですが日常的に雨がかかる環境では早ければ1年~2年で使用が困難になってしまうのだそうです。
まとめ
以上よりメーカーとして言えることは1つ
「ぜひ駐輪場には上屋(屋根)を設けてください」
最後までお読みいただきありがとうございました。


